「MIND」−子どもの心を育てるために!

 

幼稚園からのレター 3

 

               自分のカバンは自分で持つよ

 



毎日、しょってくる青いカバン
軽いときもあるし、重いときもある
ぼくの、わたしの大事なカバン
おうちまで持ってかえろうね

 自分のカバンは自分で持ってねとよく子ども達に話します。
お母様方にもお願いします。お家に着くまでカバンは子どもの責任にまかせてくださいね。(重たい着替え袋など応援してくださっても言いと思いますが)

 どうして自分のカバンを自分でと言い続けているのかと言うことを(普段考えていること)少し書いてみます。

 それは小さい青いカバンは、子どもさんの人生の象徴だと思うからです。まだまだかわいくて小さいカバン、けれども小学生・中・高とカバンは重く大きくなって行きます。そうなると持ってあげられなくなります。 物理的に目に見えることばかりでなく、目に見えない心理的なことに通じるものがあると思います。幼いなりに自分の責任を負って日々、生きていくというスタートが園生活なのでしょう。小学生・中高生になって、様々な悩みや問題を抱えるかもしれない子ども達。私ども、大人はどこまで立ち入り、助けてあげられるのでしょうか。これは自分の領域の問題だとそこで立ち向かっていける力を持って欲しいと切望しています。

 日々の園生活が、家庭での生活が子どもの精神的自立を助ける配慮に満ちたものでありたいと願っています。

(川崎市S幼稚園 1999、6月「園だより」から紹介しました)